ATAN2関数 指定されたx-y座標から逆正接(アーク タンジェント)を返す

関数名 ATAN2
分類 数学/三角
説明 指定されたx-y座標から逆正接(アーク タンジェント)を返す
バージョン -
カテゴリ Excel関数一覧

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

ATAN2(X座標1, Y座標2)

1 - X座標 ----- 点の X座標を指定します。
2 - Y座標 ----- 点の Y座標を指定します。


解説

例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
Excel関数
セルに「=ATAN2(A1, A2)」を入力します。
Excel関数
X座標をセルA1の値、Y座標をセルA2の値とした角度の逆正接がラジアンで求められます。
Excel関数
セルに「=ATAN2(1, 2)*180/PI()」を入力します。
Excel関数
X座標をセルA1の値、Y座標をセルA2の値とした角度の逆正接が角度で求められます。
Excel関数
ATAN2関数の正の結果は 指定したX軸から左回りの角度、負の結果は右回りの角度を示しています。


注意事項

・正の結果は X軸から左回りの角度、負の結果は右回りの角度を示します。
・ATAN2(a,b)とATAN(b/a)は等しくなりますが、ATAN2ではaに値「0」を使用できる点が異なります。
・X座標とY座標が共に0の場合は、エラー値 #DIV/0! が返されます。


メモ

ATAN2 は ArcTANgent2。(from x and y coordinates)


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