MINIFS関数 複数の検索条件に一致するデータの最小値を返す

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

MINIFS(最小範囲¹, 条件範囲1², 条件1³, [条件範囲2], [条件2]⁴, … ,[条件範囲126], [条件126])

1 - 最小範囲 ----- 最小値を求めるセル範囲を指定します。
2 - 条件範囲1 ----- 検索の対象とするセル範囲を指定します。
3 - 条件1 ----- 「条件範囲」の中でセルを検索するための条件を数値や文字列で指定します。
2 - [条件範囲2], [条件2], … ,[条件範囲126], [条件126] ----- (省略可) 「条件範囲」と「条件」の組み合わせを追加で指定します。

解説

例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。

「=MINIFS(C2:C6,B2:B6,">70",D2:D6,"A")」を入力します。

セル範囲B2:B6の値が「70」より大きく、かつ、セル範囲D2:D6の値が「A」と等しい行を検索し、見つかった行で、セル範囲C2:C6の値の最小値が求められます。

この例の場合、条件に一致するのは、行2と行6になります。
セルC2とセルC6の値を比較し、最小値「62」が求められます。

注意事項

・「最小範囲」と「条件範囲」のサイズおよび形状は同じでなければなりません。違うと #VALUE! エラーを返します。

メモ

MINIFS は MINimum IFS

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