GAUSS関数 標準正規分布で平均から累積確率を返す

関数名 GAUSS
分類 統計
説明 標準正規分布で平均から累積確率を返す
バージョン 2013 (関数が導入されたExcelのバージョンです。これより前バージョンのExcelでは利用できません。)
カテゴリ Excel関数一覧

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

GAUSS(z1)

1 - z ----- 数値を指定します。


解説

セルA1に「=GAUSS(2)」を入力します。
Excel関数
標準正規分布で平均から累積確率が求められます。
Excel関数
セルA2に「=NORM.S.DIST(2,TRUE)」を入力します。
Excel関数
標準正規分布の累積分布関数の値を返す「NORM.S.DIST関数」より、結果が「0.5」少ない値となることが分かります。
Excel関数


注意事項

・zに無効な数値が指定されると、エラー値 #NUM! が返されます。
・zが無効なデータ型の場合は、エラー値 #VALUE! が返されます。
・NORM.S.DIST(0,True)は常に0.5を返すので、GAUSS(z)は常にNORM.S.DIST(z,True)よりも0.5少ない値になります。


メモ

GAUSS は GAUSSian


関連する関数

NORM.S.DIST