GAMMADIST関数 ガンマ分布関数の値を返す

関数名 GAMMADIST
分類 互換性
説明 ガンマ分布関数の値を返す
バージョン -
カテゴリ Excel関数一覧

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

GAMMADIST(x1, α2, β3, 関数形式4)

1 - x ----- 分布の評価に使用する値を指定します。
2 - α ----- 分布に対するパラメーターを指定します。
3 - β ----- 分布に対するパラメーターを指定します。 β=1の場合、標準ガンマ分布の値が返されます。
4 - 関数形式 ----- 計算に使用する関数の形式を論理値で指定します。 関数形式が「TRUE」の場合は、累積分布関数の値を返します。「FALSE」の場合は、確率密度関数の値を返します。


解説

セルA1に「=GAMMADIST(10.00001131,9,2,FALSE)」を入力します。
Excel関数
ガンマ分布の確率密度関数の値が求められます。
Excel関数
セルA2に「=GAMMADIST(10.00001131,9,2,TRUE)」を入力します。
Excel関数
ガンマ分布の累積分布関数の値が求められます。
Excel関数

この関数は、より精度が高い「GAMMA.DIST関数」に置き換わっています。
Excelの将来のバージョンでは利用できなくなる可能性があるため、今後は新しい関数を使用してください。


注意事項

・x、α、βに数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
・x<0の場合は、エラー値 #NUM! が返されます。
・α≦0、またはβ≦0の場合は、エラー値 #NUM! が返されます。
・正の整数nに対して、α=n/2、β=2、関数形式が「TRUE」の場合は、自由度nにおける(1-CHISQ.DIST.RT(x))と同じ値になります。
・αが正の整数の場合は、アーラン分布とも呼ばれます。


メモ

GAMMADIST は GAMMA DISTribution


関連する関数

GAMMA.DIST