FTEST関数 F検定の結果を返す
関数名 | FTEST |
分類 | 互換性 |
説明 | F検定の結果を返す |
バージョン | - |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
FTEST(配列11, 配列22)
1 - 配列1 ----- 比較対象となる一方のデータを含む配列またはセル範囲を指定します。
2 - 配列2 ----- 比較対象となるもう一方のデータを含む配列またはセル範囲を指定します。
解説
例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
「=FTEST(A1:E1,A2:E2)」を入力します。
指定されたセル範囲のF検定の結果、つまり、セル範囲A1:E1とセル範囲A2:E2とのデータのばらつきに有意な差が認められない両側確率が表示されます。
この関数は、より精度が高い「F.TEST関数」に置き換わっています。
Excelの将来のバージョンでは利用できなくなる可能性があるため、今後は新しい関数を使用してください。
注意事項
・引数として指定した配列またはセル範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。ただし、数値として「0」を含むセルは計算の対象となります。
・配列1または配列2のデータ数が2未満である場合、または配列1か配列2の分散が0である場合、エラー値 #DIV/0! が返されます。