CUBESET関数 メンバーまたは組のセットを返す

関数名 CUBESET
分類 キューブ
説明 メンバーまたは組のセットを返す
バージョン -
カテゴリ Excel関数一覧

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

CUBESET(接続1, セット式2, [キャプション]3, [並べ替え順序]4, [並べ替えキー]5)

1 - 接続 ----- キューブへの接続名を表す文字列を指定します。
2 - セット式 ----- セット式を表す文字列を指定します。
3 - [キャプション] ----- (省略可) キューブのキャプションの代わりにセルに表示される文字列を指定します。
4 - [並べ替え順序] ----- (省略可) 並べ替えの種類を指定します。
指定できる値は次の通りです。

  • 整数値列挙定数説明並べ替えキー
  • 0SortNone既存の順序を維持します無視
  • 1SortAscending並べ替えキーで昇順に並べ替えます必須
  • 2SortDescending並べ替えキーで降順に並べ替えます必須
  • 3SortAlphaAscendingアルファベットの昇順に並べ替えます無視
  • 4Sort_Alpha_Descendingアルファベットの降順に並べ替えます無視
  • 5Sort_Natural_Ascending元の昇順に並べ替えます無視
  • 6Sort_Natural_Descending元の降順に並べ替えます無視

5 - [並べ替えキー] ----- (省略可) 並べ替えの基準となる値を表す文字列を指定します。


解説

セルA1に「=CUBESET("売上","[2010年].[5月]","5月売上",1,"[単位].[売上高]")」を入力します。
Excel関数
「セット式」に指定したセットが、「並べ替えキー」に指定したキーで、「並べ替え順序」に指定された順に並べ替えられて返され、「キャプション」に指定した文字列が表示されます。
Excel関数


注意事項

・並べ替え順序に並べ替えキーが必須の場合で、並べ替えキーが省略されている場合には、エラー値 #VALUE! が返されます。
・接続名がブックに格納されている有効なブック接続でない場合は、エラー値 #NAME? が返されます。
・オンライン分析処理(OLAP)サーバーが実行されていない、利用できない、またはエラー メッセージを返す場合、エラー値 #NAME? が返されます。
・セット式の書式に誤りがあるか、または他のメンバーと異なるディメンションを持つメンバーが少なくとも1つ含まれる場合、エラー値 #N/A が返されます。
・セット式が関数に渡すことができる引数の最大長である255文字を超える場合は、エラー値 #VALUE! が返されます。255文字を超える文字列を使用するには、文字列をセルに入力し、セル参照を引数として使用します。


メモ

CUBESET は CUBE SET


関連する関数

CUBESETCOUNT