COUNTA関数 空白ではないセルの個数を返す

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

COUNTA(値1¹, [値2]², … ,[値255])

1 - 値1 ----- 値の個数を調べる1つ目の項目、セル参照、またはセル範囲を指定します。
2 - [値2], … ,[値255] ----- (省略可) 値の個数を調べる追加の項目、セル参照、またはセル範囲を指定します。

解説

例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。

セルに「=COUNTA(A1:G1)」を入力します。

セル範囲A1:G1の内、空白ではないセルの個数が求められます。

この例の場合、セルA1、セルC1、セルD1、セルF1、セルG1が対象となり、「5」が返されます。

セルに「=COUNTA(A1:G1,2,A)」を入力します。

セル範囲A1:G1と数値「2」、文字列「A」の内、空白ではないセルや値の個数が求められます。

この例の場合、セルA1、セルC1、セルD1、セルF1、セルG1、値「2」、文字列「A」が対象となり、「7」が返されます。

数値や日付、時刻の値をカウントするには、「COUNT関数」を使います。
空白ではない値をカウントするには、「COUNTA関数」を使います。
未入力および""の値をカウントするには、「COUNTBLANK関数」を使います。
特定の条件を満たす数値だけを計算の対象とする場合は、「COUNTIF関数」または「COUNTIFS関数」を使用します。

注意事項

・エラー値や空の文字列 ("") を含め、すべての種類のデータを含むセルが計算の対象となります。
・セル範囲に空の文字列を返す数式が含まれている場合、その値を計算の対象とします。
・空白セルを計算の対象にしません。

関連する関数

COUNT、COUNTBLANK、COUNTIF、COUNTIFS

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