BITXOR関数 2つの数値のビット単位のXOR(排他的論理和)を返す

関数名 BITXOR
分類 エンジニアリング
説明 2つの数値のビット単位のXOR(排他的論理和)を返す
バージョン 2013 (関数が導入されたExcelのバージョンです。これより前バージョンのExcelでは利用できません。)
カテゴリ Excel関数一覧

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

BITXOR(数値11, 数値22)

1 - 数値1 ----- 0以上の数値を指定します。
2 - 数値2 ----- 0以上の数値を指定します。


解説

セルA1に「=BITXOR(5,3)」を入力します。
Excel関数
「5」の2進表現と、「3」の2進表現を比較し、ビット単位の'XOR(排他的論理和)'が求められます。
Excel関数
この例の場合、「5」を2進数で表現した「101」と、「3」を2進数で表現した「11」を比較します。

101
XOR
011

右から数えて2桁目、3桁目が「1」と「0」で互いに異なります。
「110」を10進数に変換し「6」が求められます。


注意事項

・いずれかの引数に 0未満の値を指定すると、エラー値 #NUM! が返されます。
・いずれかの引数に整数以外の値または、281474976710655(2 ^ 48 - 1)より大きい値を指定すると、エラー値 #NUM! が返されます。
・いずれかの引数が数値以外の値の場合、エラー値 #VALUE! が返されます。


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